と不安を抱えています。
病院(現代医学)の治療法が
本当に慢性肝炎の治療に十分なのか
という疑問をお持ちになったことはありませんか?
漢方治療は、現代医学のアプローチにない肝臓の慢性的な炎症を鎮め、肝臓動脈の血流を改善し肝臓組織の修復を促します。
その考え方と、具体的な方法について詳しくお伝えします。
特集
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肝炎は、何らかの原因で肝臓に炎症が起こり発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状を発することのある病気です。ほとんど自覚症状がなく知らないうちに症状がすすむのが慢性肝炎です。
原因は、アルコールの過剰摂取や生活習慣による脂肪肝であったりしますが、日本ではウイルス性による肝炎が80%を占めています。日本では特にA、B、C型のウイルスが多いと言われています。
1)今回ご説明するのは、慢性肝炎を中心にお話しします。慢性肝炎の主な原因は下記にあげたウィルス性肝炎、アルコール性肝炎、非アルコール性肝炎、薬剤性肝炎、自己免疫の5つです。
その中で原因として圧倒的に多いのがC型肝炎ウィルスです。慢性肝炎の75%を占めています。次に多いのがB型肝炎ウィルスで15%。
またC型肝炎ウィルス、B型肝炎ウィルスは肝がんの原因のトップ2でもあるのです。
①ウィスル性肝炎
ウィルス性肝炎には、7種類の肝炎ウィルスが存在することが確認されています。Aウイルス性肝炎 、B型肝炎 - 垂直(母子感染)、C型肝、D型肝炎、E型肝炎 、G型肝炎、TT型肝炎の7種類。
肝炎ウイルス以外でもEBウイルス、サイトメガロウイルス、ヘルペスウイルスなどが肝炎を引き起こすと言われています。
ウイルス性肝炎とは、ウイルスに感染することで肝臓が炎症を起こす疾患です。
肝炎ウイルスは主にA、B、C、E型の4種類存在し、それぞれ特徴が異なります。いずれもウイルス感染が引金になって自己免疫反応によって肝臓の細胞が攻撃され炎症を起こします。
アルコールを常習的に飲んでいる人が発症します。日頃から飲酒量の多い人は、痩せていても、肝臓に脂肪が蓄積されてそれが原因で炎症を起こすことがあります。常習飲酒の患者が大量飲酒後には、重症のアルコール性肝障害を発症し、命に関わる重篤な状態になることもあります。治療せず放置すると、肝硬変や肝がんに進展する可能性も少なくありません。
ほとんど飲酒をしていないのに、アルコール性肝障害に似た、肝臓へ脂肪がたまり炎症が起こる病態です。肥満や糖尿病などの生活習慣病を合併するケースが多く、ケアしない場合には、肝硬変や肝がんなど、さらに重い疾患に進展していく場合もあります。
病院で処方されたおくすり、サプリメントなどが原因で肝炎になる疾患です。「中毒性」と「特異体質性」に分類されています。
「特異体質性」は、アレルギー反応で発症したり、人によっては特殊な代謝経路により発症する場合があります。「中毒性」は、おくすりそのもの、またはそれらが代謝されてできた物質により肝臓が炎症を起こします。
何らかの原因により、肝細胞を自分の体内の免疫が破壊してしまう疾患です。明確な原因は不明で、ウイルスや薬物服用、妊娠・出産などとの関連も考えられています。中年女性によくみられ、他の自己免疫性疾患を合併することもあります。
慢性肝炎の90%は、B型、C型のウィルス性肝炎であることは、前のページでのべました。そのウィルス性肝炎の治療は、自分の免疫の力を高めてウイルスの増殖を抑えたり排除したりすることに効果のあるインターフェロンという薬が使われてきました。インターフェロンは副作用が強く効果の不安定でした。しかし最近はB型慢性肝炎に対して直接B型ウイルスを阻害する「核酸アナログ製剤」が有効であり、C型慢性肝炎では「直接作用型抗ウイルス薬(DAAs)」と薬でウイルスをほぼ完全に除去できる場合もあります。
ウィルス性肝炎の治療薬
対象疾患 | 薬剤分類 | 薬剤名 |
---|---|---|
B型肝炎・C型肝炎 | 天然型インターフェロンベータ | フエロン |
B型肝炎・C型肝炎 | 天然型インターフェロンアルファ | スミフェロン |
B型肝炎・C型肝炎 | 遺伝子組換え型ペグインターフェロン | イントロA |
B型肝炎・C型肝炎 | 遺伝子組換え型インターフェロンアルファ2a | ペガシス |
B型肝炎 | プロパゲルマニウム | セロシオン |
B型肝炎 | RNA依存性DNAポリメラーゼ【逆転写酵素】阻害薬 | ゼフィックス |
B型肝炎 | RNA依存性DNAポリメラーゼ【逆転写酵素】阻害薬 | ヘプセラ |
B型肝炎 | RNA依存性DNAポリメラーゼ【逆転写酵素】阻害薬 | バラクルード |
B型肝炎 | RNA依存性DNAポリメラーゼ【逆転写酵素】阻害薬 | テノゼット |
B型肝炎 | RNA依存性DNAポリメラーゼ【逆転写酵素】阻害薬 | ベムリディ |
肝機能異常 | グリチルリチン酸、グリシン、メチオニン | グリチロン |
C型肝炎 | RNA依存性RNAポリメラーゼ阻害薬 | リバビリン、レベトール、コぺガス |
C型肝炎 | HCV NS3-4Aセリンプロテアーゼ阻害薬 | テラプレビル、テラビック |
C型肝炎 | HCV NS3-5Aセリンプロテアーゼ阻害薬 | シメプレビル、ソブリアード |
C型肝炎 | HCV NS3-6Aセリンプロテアーゼ阻害薬 | バニプレビル、バニヘップ |
C型肝炎 | HCV NS3-7Aセリンプロテアーゼ阻害薬 | アスナプレビル |
C型肝炎 | NS5A阻害薬 | ダクラタスビル、ダクルインザ |
C型肝炎 | NS5Bプロテアーゼ阻害薬 | ソホスブビル、ソバルディ |
C型肝炎 | NS5Bプロテアーゼ阻害薬・NS5A阻害薬配合剤 | ソホスブビル/レジパス、ハーポニー |
C型肝炎 | NS3/4Aプロテアーゼ阻害薬・NS5A阻害薬配合薬 | ヴィキラックス、マヴィレット |
現代医学の治療では、肝臓本体の回復をサポートする治療は行われません。最終的な回復は自身の治癒能力に委ねられることになります。
アルコール性肝炎や非アルコール性脂肪性肝炎(NAFLD)においては、食事制限等の生活習慣の改善が中心でそれをサポートする治療は行われません。
肝硬変に移行しないよう慢性肝炎を治療したい。健康診断で肝機能に問題があるのは解っているが、ウィルス性肝炎ではなくアルコール・食生活等が原因なので治療に病院に行きたくない。病院でウィルス性肝炎の治療を受けているがスッキリと治っている気がしない。
この問題を解決する漢方の治療方法・考え方・具体的な方法について『特集2』で詳しくお伝えします。
特集
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慢性炎症の真逆である急性炎症では、血管拡張や血流増加、血液成分の組織への漏出、白血球の炎症組織への侵入、局所的に作られた物質による神経への刺激(痛み)などが見られるようになり、炎症症状が進んでいきます。このような炎症反応が進行する過程において、死んだ細胞や細菌は除去され、破損した組織は再生され完治します。
それに対し「慢性炎症」は、体が常時発生させている炎症反応です。常に体の内側では、ウィルス・細菌・毒素と戦ったり、活性酸素と戦ったりする防御反応が行われています。その結果発生する持続的な弱い炎症が慢性炎症です。
C型肝炎の場合もウィルスが炎症を起こしているのではなくウィルスに反応した体が弱い炎症反応をおこしているため、慢性炎症がだらだらと続くために治癒しません。
慢性炎症には自覚症状はほとんどありませんが、長期間持続することでやがてその臓器は機能しなくなってしまいます。近年では癌の発症も、この慢性炎症と関わりがあることが解ってきました。
健康堂が考える慢性肝炎の漢方治療の中心は、この「慢性炎症」への対応です。
合わせて肝臓自身の回復をサポートします。
弱い炎症反応である慢性炎症を抑えることが出来る薬は漢方薬です。
(現代医学の消炎剤はその作用が強力であるために逆に肝臓に負担をかけ長期的には使いずらい。)
現代医学の消炎剤で炎症を抑える治療では、
血管を収縮させ血流を低下させるという治療です。
それに対して健康堂の漢方治療は炎症を抑えると同時に
血流を促す治療ができます。
この炎症を抑えると同時に血流を促進できるという所が最大のメリットなのです。
漢方の健康堂では、長い漢方治療の経験から慢性肝炎のポイントである慢性炎症を抑え肝臓の回復を促す漢方治療を実践しております。
30数年前に医療用の漢方薬小柴胡湯の副作用が問題になったことがあります。当時病院では薬価が高く肝炎の効能を持つ小柴胡湯が乱用されました。結果肝臓の繊維化という副作用が発生し社会問題になりました。
我々漢方の専門家からすると柴胡という生薬の特性上燥性(乾かす)の強い生薬で長期に使う際は、潤す生薬を合わせるのが常識でした。しかし、当時病院で小柴胡湯がされた際にはそのような配慮がなされなかったために副作用が発生してしまったのです。
弱い炎症を鎮めかつ血流は阻害しない。長期服用できる漢方薬を用いて慢性炎症を鎮め肝細胞の破壊を止めます。
慢性炎症による肝臓の繊維化を抑えるため肝臓を潤す漢方薬を使用し最も怖い肝硬変への移行を抑えます。
肝臓につながる静脈などが閉塞してしまうことで合併症が発生します。全身の血流を改善し合併症を抑えます。
慢性炎症を鎮め様々な養生法を駆使し肝臓機能の回復を促します。
慢性肝炎の患者様は、ウィルス性、アルコール性、非アルコール性と様々な原因によって発症しています。原因は様々ですが大切なのは慢性炎症への対応です。これがうまくいかなければ肝硬変、肝がんと最悪のストーリーがまっています。漢方の健康堂では漢方治療で慢性炎症をおさえ慢性肝炎をおさえる漢方治療を提案します。小柴胡湯の副作用事件にあった様に漢方治療は長い経験と智識が要求されます。
漢方の健康堂薬局では豊富な漢方治療の経験と智識を生かし肝臓病でお悩みの患者様により良い治療をご提供します。
漢方のご購入方法については、以下の2通りのご購入方法があります。
注文フォームに必要事項をご記入のうえ、ご注文内容を決定してご購入ください。
ご自身のお悩みや不安に思っていることがおありになる場合は、無料相談を経てからのご購入をおすすめしております。
無料相談については、以下の「無料相談の内容」項目をご一読ください。
お電話、メール、ファックスのいずれか。ファックスの場合は、無料相談メールのページをプリントアウトいただき、全ての項目をご記入の上、送信してください。
無料相談の流れは以下になります。
まず漢方薬は、その方の体質に合った漢方薬を飲んでいただくことが、とても重要です。そのために、詳しい体質をお伺いさせていただきます。
また、ご相談の過程で、ご本人様は気付いていなくても、西洋医学的な診断や治療が不可欠という場合もあります。そのような場合には、病医院をまずは受診することをおすすめする場合があります。
何が何でも東洋医学の漢方薬のみで対処しようとすると、どこかで無理が出てくることもあるかと思っております。当店では、あなた様の健康を第一に考え、一番適切なご提案させていただいておりますので、ご安心ください。
メールでのご相談の場合、遅くとも48時間以内(土・日・祝日・長期休業日などを除く)に、メールでお返事を差し上げます。お電話でのお返事をご希望の方は、その旨ご記入ください。ファックスの場合も、同様です。
漢方薬をお飲みになるのは、はじめてという方も多いかと思います。漢方薬の成分・作用・メカニズムなどについて、ご納得いくまでご説明させていただきます。
また、疑問な点がありましたら、どのようなことでもかまいませんので、お気軽にご質問ください。
また、漢方薬の無理な押し売りは絶対にいたしません。十分にご納得いただけた場合のみ、ご購入いただいております。
おおよその「めやす」としては、30日分が1万円から3万円の間とお考えください(症状によっては一部例外はあります)。あなたの症状やご予算によって、複数の漢方薬をご提案させて頂くことができますので、お気軽にご相談ください。
漢方薬の効果が現れるまでにかかる期間は、人によって、「ばらつき」がございます。その方の、患っていた期間・生活様式・冷えの程度・年齢などの要素により「ばらつき」が発生するものと考えられます。
効果が現れるまでにかかる期間は、早い方ですと数週間ですが、中には数ヶ月かかるという方もいらっしゃいます。ただし、ずっと同じ漢方薬を続けるということではありません。
漢方の服用後、症状が移行していくのに合わせて、漢方の種類も変えていきます。また、服用中に、気になる事・不安な事がございましたら、ご遠慮なくお尋ねください。ご納得いただけるよう、丁寧にご説明させていただきます。
【有資格者の本日の出勤状況】
薬剤師:長澤昭(出勤)
登録販売者:長澤佳子(出勤)
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