「痛み・しびれ・長く歩けない」という症状を治す漢方薬について
「痛み・シビレ・長く歩けない」という症状を治す漢方薬についてお伝えいたします。
「痛み・シビレ・長く歩けない」という症状は、病名こそ違え、いずれも、何らかの原因で、
神経が圧迫されることで発症します。しかし・・・・
- 「神経の圧迫」がある方でも、全く症状がないという方が少なからずいらっしゃる。
- 「神経の圧迫」の程度が軽い方は症状が軽く、その程度が重い方は症状が重い、
という相関関係はない。
つまり、「軽いか重いか」と、症状とは関係ないというのが、実際のところです。また、
「痛み・シビレ・長く歩けない」ということの原因は、「神経の圧迫」があることが原因の
1つではあるわけですが、それが全てではないということを、上の(1)と(2)の事実は
物語っているのではないでしょうか。そして、「痛み・シビレ・長く歩けない」という症状の
原因は、「神経の圧迫」と同時に「於血」(おけつ)が発生していることが、原因であると
漢方では考えております。
「瘀血」とは
痛み・シビレの原因は、漢方薬では「神経の圧迫」と同時に、「瘀血」(おけつ)と
言われる病態が原因であると考えています。「瘀血」とは、一言で言いますと、血行障害です。
「瘀血」を、もう少し詳しく説明いたしますと、・・・・
- 冷え・湿気などが身体に悪影響を与える。
- その影響が、腰や肩に及ぶと、その部分で局部的な炎症が発生する。
- 炎症が発生した結果、血流が悪くなってしまう。
- 血流の悪化は、血流を「川の流れ」に例えれば、その流れに「澱(よど)み」を発生させる。
この、「血液の流れの澱み」を、漢方薬では「瘀血」と呼んでいます。
「瘀血」が発生して、血行不良が起きれば、新鮮な酸素や栄養が不足してしまいます。
酸素と栄養の不足が、現在の症状を引き起こしているのです。
さらに、痛みの症状が長引いている(半年以上)の方の場合は、
- 「血液の流れに澱み」が発生した結果、その「澱(よどん)でいる血液」は、本来の血液としての働きが出来なくなってしまいます。
- その結果、新鮮な血液の不足を引き起こしてしまいます(漢方では、この状態を「気血不足(きけつふそく)」の状態と呼んでいます)。
したがいまして、漢方薬による痛み・シビレ・長く歩けないという症状の治療法は、・・・・
- A.冷え・湿気などにより被害を受けた身体を立て直す。
- B.神経及びその周囲の組織に発生してしまった「瘀血」を取り除く。
- C.症状が長引いている(半年以上)の方の場合は、「新鮮な血液の不足」を解決するために、それを補う(漢方では、この働きを「気血双補(きけつそうほ)」と呼んでいます)。
以上A.B.Cの働きをする漢方薬を服用することで、症状をその根本的な原因から治してゆくことが
出来ます。
なお、具体的な処方内容は、個々人の症状に合わせて調合させていただきます。あなた様の病状が、
一日も早く改善されることを念じております。
当商品は全ての方に効果があることを保証するものではありません。病気には、様々な症状・病状があり、効果には個人差があります。